kusazukikaasan’s blog

植物、育児、食べ物、暮らし

実親との同居。メリット・デメリット




はじめに

こんにちは。草好き母さんと申します。
今回は、実の両親と夫、子供二人の6人で一つ屋根の下暮らしをしている私が、実親と同居したらどんなメリット・デメリットがあるか 書いてみようと思います。
勿論、世の中にはいろんな家庭がありますので、一概にこう!とは言えません。
自営業かサラリーマンかという違いだけでも家庭環境は大きく異なってきます。
中には、私の貧弱な想像力の斜め上をいっているご家庭もあるでしょう。
だから、参考にする、というよりは

ああ、そうそう。それなー

とか

え、まじで?そりゃないわー

みたいなノリで読んでいただけると幸いです。

 

ではまず、デメリットから。

実親との同居のデメリット

デメリット1 家事労働が増える

ときたまテレビ見てたらいかにも良妻賢母って人が菩薩の笑みで言ってません?
急に家族が増えて申し訳なさそうにしてるニューフェイス達に、


「2人分も○人分も同じよ。気にしないで。ウフフ」

 
同じな訳あるか。

 
 洗濯物が1人分増えたらどんだけかさも手間も増えると思ってるんだ!
夕食を作るにも下ごしらえに時間をとられるし、買い物の量が増えればゴミも増える!
毎食ごとに洗わにゃならん食器の量も半端じゃないんだぞ!
山盛りの食器をやっと洗い終わっても、5分後にはまた山積みな時もある!つまり洗い桶はいつもいっぱい!
トイレだってあっちゅう間に汚くなる!トイレのくまちゃん?んなもん、1日で消えて無くなるわい!!

 そんなわけで、核家族の時と同じ感覚で家事を考えようものなら痛い目をみます。
いくら良妻賢母でも、心の中でギャフンと鳴くに違いない。
分担すりゃいい、って思いますが、やはり絶対量は増えますからね。
ペットボトル、カン、ビン。せめて自分で消費したものは自分で片付けてもらわないと、ストレス溜まってしゃーないです。

デメリット2 パートナーに気をつかう

これはむしろ、マストです。気を使わなければ、ならない
習慣も考え方も違うもの同士が一緒に暮らすんです。ストレス溜まらない方がおかしい。
自分の親には、「ごめんやけど、ちょっと我慢してね」で済むかもしれない。
でもね、言い方悪いけど、パートナーは他人です。下手すりゃアウェイになっている時だってあります。いくら大事にしてもらっても、どっか孤独を感じてるんじゃないかな。
だから、同居してない時より大事にして、許して、気をつかう必要があると思っています。
え?そんな事してたらパートナーがダメ人間になってしまう?
立場が逆になった場合を考えたら答えは明白じゃないかな。

デメリット3 とにかく自分のペースを崩される

家族が多ければ多い分だけ、普段の生活にしろ育児にしろ、とにかく、ことあるごとに、ペースを崩されます。
特に育児中にこれをやられると、まあ頭にきます。

以下は例↓
・作っておいた離乳食を食べられてしまう。(このハイエナ豚野郎!と罵りたくなります)

・子供の歯磨きを終えて家事をしている間に、饅頭やアイスを食べさせる。しかも同じスプーンで→当然、歯磨きはこっち任せ。最悪、食べさせたことを黙ってる→虫歯発症。(歯医者では母親の責任になります。泣いてもいいですか?)

・まだ食べさせていない食材を与えられてしまう。(1歳児に蕎麦ボウロとかさ。下手すりゃ命にかかわりますよ。)

・とにかく甘やかす。

・かと思いきや、口は出せども手は出さない(例 家族「スカートよりズボンに履き替えさしたりよ」私「今しんどいから、後でやるからちょっとまって」家族「ホラ足冷たいで。可哀想に」私「イラっ・・・」)

ははは、書いてるだけでもしんどくなりますわ。
ただの文句?私の人間ができてない?ええその通りですよ。
分かってるんです。子供の命に関わるものじゃなければ、もうこちらが折れるしかないんです。別人格同士が一緒に暮らしているんだもの。仕方ないわよ。ーーーて、頭じゃ分かってるんですよ、ちゃんと。

でもさ、体も理解してなきゃ心がざわつくんだよね!

心頭滅却
自我抹消。

人生は修行なり・・・。

 

デメリット4 仲の悪いもの同士がいると周りが疲れる

そりゃ、本人同士も嫌かと思いますよ。
でもね、周りだって疲れますよ。
喧嘩にならんよう気をつかうし、大なり小なり八つ当たりされたり巻き込まれたりするしね。毒気にあてられてぐったりですよ。

あと、主婦が2人いてもぶつかりやすいですね。
私は時たま、母と喧嘩しながら台所の不要物を破棄しています。

私「賞味期限何年切らしてんねん!捨てる! それから床に物置きすぎや!ホコリたまってしゃあないっていうか、そもそも買いすぎやねん!!」

母「まだ食べれるわ!場所わからんようになるから勝手に触らんといて!だって安かったんやもん!」

こんな感じで。
いえ、決して仲が悪いわけでは・・・。

 
さて。デメリットはこんなものでしょうか。物凄くざっとですけどね。細かく上げていったらキリがありません。
そう。人間は満足より不満を覚えやすい生き物なのです(合掌)。
あとは家庭によりけり、って事で。
 
では、メリットにいきましょう。
なぜメリットを後にしたかって?だって、いい事で閉めた方が、気持ちいいでしょ。

実親との同居のメリット

メリット1 金銭的に助かる

とにかくこれ!
実家が借金をしていてそれを自分たちも負担して住んでいるんじゃない限り、当てはまるんじゃないでしょうか。
食費に光熱費、全てにおいて助かります。
核家族の状態でアパート暮らしをするよか、よっぽど安くつきます。
貯金もできて、本当に有難いです。
しかも、核家族で暮らしていた時より、旦那と子供にいいもの食べさせてあげれるし(涙)
家が古い?
お風呂とトイレ共同?
金には変えられんでしょ!

 

メリット2 話し相手に事欠かない

寂しがり屋さんにはもってこいですね。
特に自営業だと、年がら年中誰かが家にいます。

常に音が絶えない。

誰かが喋っている。
人の気配がする。

あ、人類は滅亡していなかった、と容易に確認できる。

あと、二次的な効果として、夫婦喧嘩も減らせますよ。これは女性が実親同居の場合の方が色濃いかもしれませんね。
腹が立ったらその日のうちに話を聞いてもらう。電話じゃなく、顔突き合わせて話す方が余計にスッキリするんですよ。
茶を飲みながらでもいい、家事をしながらでもいい。ある程度聞いてもらって、で、「そんなもんやで」「大抵、相手も我慢してるんやから」「それくらい許してあげたらいいやんか」ってさらっとたしなめてもらう。
いやあ、年長者の助言は効きますね。本当に。
助言者がどういう人柄かも関係してくるとは思いますが。
もし話し相手に適さない場合は、迷わず友達や不満を受け付けてくれる機関・サービスにTELまたはメールです。

メリット3 何だかんだで助け合える

デメリット3で書いたように、足を引っ張られることもありますけどね。
でも、近くにいる人間同士、やっぱり助け合える事も多いんじゃないでしょうか。
体調がすぐれない時、忙しすぎる時、ピンチに陥った時。
一緒に暮らしている方が、相談しやすいし頼りやすいのは確かだと思います。また逆に、家族がそういった状況にいる時も気付きやすいですしね。
助けてもらった時は心底感謝ですし、逆の立場の場合は後で後悔しないで済みます。
私は2人目の悪阻の時、母と父と夫に頭が上がらなくなるくらい助けてもらいました。

 

メリット4 子供が社会性を学びやすい

家族といえど、色んな人がいますから。
人間同士、合う合わないもありますしね。そういった中で、自分がどうやって立ち回っていくか。幼い頃からそれを学べるのは良い事だと思います。
「無理に好きにならんでいい。嫌な事をされたら怒ってもいいし無視してもいい。でも、意地悪はしたらあかん。しんどがってる時は助けたり」
って、2歳の我が子に教えれたのは良かったと思っています。
あと、他の家族がいれば親に怒られても逃げ場所がありますしね。

メリット5ビッグサイズ、大容量のお菓子を買える

私、コストこのハーフシートケーキが大好きなんです。
あれ、新聞紙を半分に畳んだ大きさなんですよ。
デカイ!
もしこれが私と夫と子供二人の4人家族なら買えなかったでしょう。
絶対、消費期限内には食べきれないから、冷凍庫のスペースを考えなければならない。
でも、我が家は家族が多いので迷わず買えます。夏でも冷蔵庫保存でギリギリオッケーです。
大勢でお菓子やご飯を楽しめる、というのも家族が多いメリットだと思います。


おしまい

さて、如何でしたでしょうか。
別の方が書くと、また違ったメリット・デメリットが出てくるかと思いますが、私の経験と想像力で書いたらこうなりました。
まだまだ浅いかな〜?
個人的には、親とは実・義ともにスープの冷めない距離で住むのが理想です。でも、これには先立つ物が必要ですからね。理想を現実に変えるのは、まだまだまーだムリそうです・・・ははは。
世の中何をするにしてもメリット・デメリットはつきものですね。
しかも、冒頭にも書いたように実親と同居1つとっても、その人や家族によって全然環境が変わってくる。
だから本当は、今の環境にある自分を悲観できないし、別の環境にいる誰かを羨みもできないんだなと、書いていて思いました。
とりあえず今は、与えられた環境に腹を立てつつ感謝もしつつ、暮らしていく事が大事かなと思っています。
勿論、より心地よい環境を求めそれを実現できるよう進むのも大事だと思います。


ちなみに、ストレスが溜まったら、私はチョコレートが欲しくなります。
食べると辛い気持ちが和らぐんです。
あとね、納豆。
納豆ご飯を食べるとイライラが少し鎮まるんです。
それから、なかなか眠れない時には、カモミールティー。
どれも私には欠かせません。





何はともあれ、皆さんが少しでも楽しい人生を送れますように。