kusazukikaasan’s blog

植物、育児、食べ物、暮らし

マンガ~頭突き~

20220505185100

顎を直撃

顎の痛みは数日続いた。

息子は車や恐竜などカッコいいものも好きだが、化粧道具やドレス等の華やかで可愛いものも大好き。
お姉ちゃんの子供用メイクセットをいじり、アイシャドーを嬉しそうにチークに使う。


時には青や紫の頬が出来上がる。
痣ですか。
と突っ込みたくなる。
そして、私の叔母がお姉ちゃんの為にウキウキで購入した黄色のロングドレス。これもしょっちゅう着たがる。
この時も早く着せろとせがまれて、私は家事の手を止めて要望に応えた。
正直面倒である。
だって、着せたって大体5分以内で満足して脱がせろと要求してくる。
すぐ脱ぐんやし、着やんでええやん。
何度この言葉を飲み込んだか。
今回もぐっと飲み込み、着替えを手伝った。
ドレスを引き上げる手が下から引っ張られる重みで止まった。
「すそ踏んでるよ。ぴょんてして」
息子は「うん!」と元気よく返事して跳ねた。
小さな石頭が景気よく私の二重あごを直撃したのは、育児あるあるだ。
ものすごく痛いあるあるネタだ。

話は変わるが、インターネットが普及してからは昔ではなかなか買えなかったものが簡単に手に入るようになった。その一つが、安価な子供用ドレスである。
子供用ドレスと言えば、私が子供の頃は親戚の結婚式くらいでしか着れなかった超特別品である。
日常に役に立たないドレスなどという贅沢品はレンタルで十分だったし、そもそも買おうとしたって田舎の衣料品店で売っている代物じゃなかった。値段もべらぼうに高価だったはずだ。
それが今や一着数千円で買える。
娘に恵まれなかった私の叔母二人は、こぞって娘にドレスを買い与えた。
有難い事には違いないのだが・・・・・・
やっぱりドレスは普段着には使えない。オシャレ着にすら難しい。
そこんとこは、昔も今も変わらない。
娘のクローゼットの半分近くがコスプレ用の衣装で埋まるのは如何なものか。
娘が喜ぶ姿は見ていて私も嬉しいが、オシャレ着にも使える程度のものでよかったのに、と思うのは贅沢というものだろうか。




でもやっぱりこういう子供用ドレスは見ていてテンションが上がる。親馬鹿心がうずきます↓