壊れたからくり時計と焦げたオヤツ。ついでに、子供と料理の簡単レシピ『目分量のズボラマフィン』
復活してほしいもの。
先日、今週のお題で、コロナで中止中の上野天神祭の復活を願う記事を書きました。
kusazukikaasan.hatenablog.com
その日の夜、更に復活を願うものが発生。
そして更に更に今日、つい先ほど、切に復活させたいものが発生しましたので記事にさせて頂きます。
目次
壊されたトトロ時計
まずは、夫が私の誕生日にくれたトトロの鳩時計。
昨夜、とうとう息子に壊されました。
ええ。壁に掛けず、息子の手が届く棚の上に置いてあった私が悪いんです。
息子は悪くない・・・いえ、壊したから間違いなく悪いんですが、壊されるかもしれないと予測していたにもかかわらず対策をとっていなかった私にも大いに責任がある。
直そうとしたけれど、チビトトロはこの位置からもう動いてくれませんでした。
本当なら、一時間ごとに前に出て、時間の数だけお辞儀してくれるんです。マックロクロスケが、上の葉っぱの中から回転して出てくるんです。
でももう動かない・・・ぴくりともしない。
あの、可愛いポッポ、という音も、トトロのメロディーももう聞けません。
・・・・・・・・・
うわぁあああああああん!!!
からくり時計が、ただの、ただの置時計になっちゃったよおおおおおお!!!
今後も色々調べて手は尽くすつもりですが、復活するかな・・・
子供のオヤツ
先日、作ったマフィン。
今日の子供のおやつにと、2つ取ってあったんです。
それを、娘のお迎えから帰ってきて温め直すためにトースターへ。
そのまま、体操袋の修理やらなんやらですっかりマフィンの存在を忘れていました。
明日の用意を終え、やれやれどっこらしょ、と椅子に腰を下ろしたら何だか香ばしい香りが・・・。
「あ”あ”ーーーっ!」
絶叫してトースターの扉を開けたら、こんがり焦げたマフィンが出てきました。↓
あーあ・・・
一応皿に乗せてみたら、食べれない事もなさそうだけど。
炭化は不可逆性の反応。
復活はしない・・・。
子供用のおやつにするのは諦め、代わりのおやつをどうするか考えながら記事を書いていたら、マフィンが一個消えていました。
あれ、どこ行った!?
見渡すと、息子がむしゃむしゃ食べていました。
うそやろ・・・オヤツとして復活したよ・・・・。
超ズボラマフィンの作り方
せっかくなので、今回作ったマフィンの作り方をご紹介いたします。
私は超を超すズボラなので、測りも計量カップも計量スプーンも使いません。粉もふるいません。
でも大丈夫。少々生地が粗かろうが、ダマがあろうが、甘みがあってそれなりに膨らんでいたらそれなりに焼き菓子を食べた気になります。
型に流し込む前に味見して、順番さえ守れば、超簡単!
お子さんとのお菓子作りにもいいですよ。
よかったら作ってみてください。
材料
- サラダ油
- バター(香りづけ用。無くてもいい)
- 砂糖
- 卵1~2個
- 小麦粉
- 重層
- (レモン汁)
- ベーキングパウダー
- 牛乳
- ヨーグルト(生地をもちもちさせ、更にふんわり膨らませる効果があります)
- バニラオイル(無くてもいいですが、あった方が香りがいいです)
ポイント
- すみません。全部目分量です!
- 粉はふってもいいですが、ふらなくても大丈夫。
- 牛乳とヨーグルトは半々でもいいですし、ヨーグルトが少なめでもいいです。
- ベーキングパウダーと重層のダブル使いなのは、よく膨らませるためです。ベーキングパウダーは縦に。重層は横に膨らむ力が強いという特徴があります。
- 重層は苦みを感じやすいので、苦みを消すためにレモン汁をさっとふる程度に入れると、かなり苦みをマイルドにしてくれます。
手順
- 大きめの、電子レンジ対応のボウルにサラダ油を入れる。油は焼き上がりの生地をしっとりさせるために入れています。なので、底に溜まっている程度で大丈夫。
- 次に、バターをカレースプーンに山盛り程度入れて、レンジでチンして柔らかくします。
- 油とバターをよく混ぜます。
- そこに砂糖を入れます。油とバターの半分から3/4くらいを目安にしてます。
- 卵を入れます。沢山作りたいなら2個くらい入れてもいいです。
- 粉入れます。粉は、生地のボディ(体)です。まずこの粉とボウルの中にある油分が混ざるとどれくらいの硬さになるか、考えながら入れて下さい(ベーキングパウダーと重層を加えてから全体を混ぜた時に、ちょっと硬いけど粉っぽくはないな、くらいになったら大丈夫。後で牛乳とヨーグルトで調整します)。粉の次に重層とベーキングパウダーを、両方合わせてティースプーン軽く1~2杯くらい入れて下さい。けして山盛り入れないで。ベーキングパウダーは入れすぎるとぱさつきやすくなります。重層は入れすぎると苦くなります。嫌な苦みです。入れすぎたらとてもじゃないけど食べられませんので、注意して下さい。重層の苦みを気にする方は、ここでさっとレモン汁をかけます。
- 下に溜まっている液体と混ぜるより先に、表層にある粉と重層ベーキングパウダーを最初に混ぜるようにしながら、最後には底からしっかりと生地全体を混ぜます。
- 次に、牛乳とヨーグルトで生地の硬さを調整します。最後に、生地が粉っぽくなく、ヘラで生地を落とした時に、ゆっくり塊でボトッと落ちて来る程度で大丈夫(イメージとしては、冷えたカレーやシチューです)。それより緩くても焼き上がりますが、私はこれくらいの硬さが好みです。
- しっかり混ぜて、バニラオイルを入れて下さい。バニラエッセンスでもいいですが、バニラオイルの方が焼き菓子に向いています。
- 型に入れる前に、味見します。甘さ控えめよりは、しっかり甘味を感じる方がいいと思います。砂糖は時間の経過とともに起こる生地のぱさつきを防いでくれます。
- 型にマフィンカップをセットします。私はお弁当用のアルミカップを使っています(レンジで温めれないというデメリットがありますが)。
- 生地を型の半分から7分目くらいまで入れます。
- 170度に余熱したオーブンで15分くらい焼きます。竹串を刺してみて、抜いた時に生地がついてこなければちゃんと焼き上がっています。
これは焼く前にマーブルチョコをトッピングしたのですが、予想通り、色ははげるし割れるし、綺麗じゃありませんでした。改良の余地ありです。
レシピとは呼べるかどうか分らないレベルのマフィンの作り方を紹介しましたが、これで作れる事は作れる・・・・と、思います!
材料の特性を理解しよう
材料の役割を知っておけば、なんとなくどれくらいの量にすればいいか、想像しやすいと思います。
卵:卵の中の水分が水蒸気に変わる事を利用し、生地を膨らませる。だから、クッキーではケーキに比べて卵の使用料が少なくなります。クッキーなら私は入れない時もあります。
バター:バターのクリーミング性を利用して、バターに取りこまれた空気の熱膨張で生地を膨らませます。
これが難しいのです。バターをレンジでシャバシャバにさせてしまうと、膨らみません。室温に戻したバターをしっかりホイップすることで生地を膨らませる力を付けさせる事が出来るらしいのですが、これが結構面倒。だから私はクリーミング性は諦めてベーキングパウダーや重層に頼ります。
ちなみに、プロはベーキングパウダーや重層は使わないそうです。
バターと卵の膨張する力を利用して、きっちり生地を膨らませることができます。
すごいなぁ。
雑を極めた主婦の私も、何度かベーキングパウダーや重層なしでケーキを焼いてみましたが、やはり雑なので綺麗に膨らませるのは難しかったです。
また、先にも書きましたが、バターやサラダ油は生地をしっとりさせる効果があります。
砂糖:菓子を美味しくさせるのは勿論の事、菓子のしっとり感を長続きさせ、保存性を高める働きもあります。
だからかな?昔のお菓子はべらぼうに甘いものが多いですよね。
小麦粉:言わずもがな、焼き菓子の本体です。グルテンという粘り成分が、生地に適度な弾力を与えてくれます。
さて、以上、プロやお菓子作りが趣味の方には本当に申し訳ないレシピでしたが・・・これでも食べれない事はないですよ。お家の味です(笑)
もちろん、誰かにプレセントする時は、ちゃんとレシピを見て、計量することをお勧めします。
私が言うのは非常に、非常に、ひじょーーーーーーにおこがましいですが、お菓子は軽量が命です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
からくり時計の復活と子供のオヤツの復活を望む記事からマフィン作りのレシピまで飛んでしまいましたが、楽しんでいただけたなら幸いです。
読んで下さってありがとうございました。