kusazukikaasan’s blog

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鬼滅の刃 宇髄天元と3人の嫁から学ぶ夫婦円満の秘訣

こんにちは。
草好き母さんです。

前回、水溜りの如く浅い知識を、好きと言う感情で埋めたような記事 終わってほしくない 『鬼滅の刃 遊郭編』 を投稿させて頂きました。
kusazukikaasan.hatenablog.com

私の個人的な熱狂ポイントについて書いただけの記事でしたが、読んで下さった方、本当にありがとうござしました。

でもまだ足りないんです。
語り足りない。
全然足りない。

だから明日にバレンタインを控えた今日、宇髄天元と3人の嫁を窓口に、我が家の夫婦の在り方について考察しましたので、書かせて頂きたいと思います。

他の御夫婦には心底どうでもいいかもしれませんが、私と同じく宇髄夫婦に好感を持たれた方。この記事に少しでも興味を持って下さった方。暇つぶし程度に読んでいただけたら幸いです。

目次

宇髄天元と3人の嫁の夫婦の形。

非常に良好な夫婦関係を築いている宇随夫妻。
4人が互いに信頼し助け支えあっている姿は見ていて本当に気持ちが良いですね。

恋愛結婚ではなく、この四人は忍の頭領が決めた組み合わせ。自分で嫁ぐと決めたのは須磨さんだけだとか。
なのに、チームとして実に素晴らしい働きをしています。

私ら夫婦なんて、二人で任務にかかろうものなら、基本の”ほう・れん・そう”がなってなくて崩壊する、どうしようもないタイプです。

夫と無二の相棒として人生歩んでいけたら最高だと思いつつ、現実はお互いをなかなか頼れないワンマン夫婦から抜け出せない。

一体全体何故なのか・・・

結婚7年目。良い機会なので考察してみることにしました。

大正時代の夫婦像

ヒントは宇髄天元夫婦。そして鬼滅の刃の時代背景である大正時代の夫婦像にありそうな気がしてグーグルさんで検索してみました。

大正時代の夫婦は、宇髄天元夫婦のように他者が結婚を決めることが多かった。「あらどうも初めまして」で、即結婚となる事なんて当たり前だったんですよね。

大切なのは愛情よりも同盟で、個人よりも家を大事にしていました。共に家を繁栄させ、血と苗字を絶やさないよう尽力する事が結婚の大前提だった。

そういう結婚観は私の祖母の時代まで普通にありました。恋愛結婚が当たり前になったのは、つい最近ですね。

だから、当時の夫婦はお互いに気に入られようとする努力、相手を好きになろうとする努力、夫婦関係を維持する努力を怠るわけにはいかなかった。

なんとなーく知識としてあった昔の夫婦像ですが、改めて色々読んでみると、学ぶ事が多い。

それにしてもこの時代は、亭主関白と言うか、男尊女卑の凄まじいことといったらないですね。

夏目漱石なんか「自分は勉学で忙しいからあんたを構う暇なんてないんで、よろしくね」と、結婚早々、のたまったらしいですよ。

また、ずぶぬれで帰ってきた夫に「何していたんですか!?」と問うた妻がビンタされたエピソードについて、”夫には濡れて帰って来る程の事情があったのだから、妻はそんな聞き方をするものではない”。と、ビンタした夫を擁護する声が当たり前に雑誌に書かれていたなんて話も。

事情なんか知るか!ビンタなんて言語道断じゃ!妻はビンタし返してやれ!ついでに皿も投げてやれ!怯んだ隙に傘でシバキ倒せ!反撃を避けるため距離を取りつつ倍返しや!!

と、頭の中でコングを鳴らすような私は、現代に生まれて本当によかったと思います。

ちなみに、夏目漱石の新妻は逃げることなく最後までちゃんと奥さんの役割を果たしたらしいですよ。結婚に対する並々ならぬ覚悟が伺えますね。

ここが恋愛結婚とは大きく異なる気がします。

恋愛結婚は、例外はあれど、その多くが、お互いが幸せ絶頂の状態で結婚します。
そこから努力しなければ、幸福度が落ちていくのは当たり前なんでしょう。

分っていたつもりでしたが、今回の考察でやっと腑に落ちた気がします。

私の反省点と今後の課題

そういえば私はこれまで、我慢したり諦めたりは沢山してきたけど、努力はどれほどしているんだろう、とふと考えました。

宇髄夫婦が描かれた大正時代の夫婦達のように、結婚生活を続ける努力。夫に末永く好かれる努力。連れ合いとして認められ、頼られる努力は、ちゃんとしてきたんだろうか。

夫が良き父親になってくれる努力や、自分が困った時に助けてもらえる努力。つまり自分のための努力はしてきたけれど、夫のために、つまり自分以外の人の為の努力はしてきたのだろうか。

してなかったかもなぁ・・・

振り返り考えて、打算まみれの自分の思考癖を反省しました。

無二の相棒になりたいとか、どの口がほざいていたのか・・・・

超恥ずかしい事実に気付いて、浮上してくるまで少々時間を要しました。

男尊女卑や、大正時代のような亭主関白は御免こうむりますが、私はもっと、大正時代の奥方を見習い、自分の為ではなく、夫や家族の為の努力を忘れないよう気をつけようと思います。

万が一ビンタなんぞされた日には、傘でシバキ倒した上に通帳・カード・箪笥貯金全部持って、子供連れて家出する覚悟は変わりませんが・・・。

とにかく、我慢したり諦めるより先に、少しでも家族で気持ち良く暮らせる努力と工夫を心掛けることが、ワンマン夫婦から抜け出す糸口になるのでは、と気付いたのは、私にとって幸いだと思います。

私の場合はとりあえず、

●夫の地雷と好き嫌いをもっとよく把握する(付き合う期間が短かったので)。
●地雷を踏まれた時は後で説教を垂れるより、その時にキレてバシっと出し切るようにする。引きずってグチグチ言わない。
●夫の悪いところばかりじゃなく、良いところも意識して探すようにする。
●自分が笑っていられるよう意識して気持ちを整える。
●頑張るを通り越して無理しない。
●投げやりな思考回路を直す(色々諦めた挙句、『夫はいないと思い、シングルのつもりで頑張る』がモットーになっていた。喧嘩をすると大体、離婚の2文字が頭に出てくる)。
●甘えるのではなく頼る。

この7点かなと思います。

こうやっていれば、いつか宇髄天元夫婦みたいな信頼関係と強い絆を持った家族になれるかも。と、期待しています。

とは言いつつ、肝心の夫の理想の夫婦像が私と同じかは分りません。
好き嫌いの趣味は似ている点があるので大きく外れてもいないんじゃないかな、と考えていますが。
機会があれば一度ちゃんと聞いてみたいですね。

おしまい

さて、非常に個人的な考察を失礼いたしました。

結婚観は人それぞれそれで時代と共に変化するのも当たり前ですが、こんな風に、お気に入りの夫婦を見つけてみたり、ちょっと昔を振り返ってみたりすると、より良い夫婦でいられるヒントがひょっこり見つかるかもしれません。

それでは、今回の考察が外れていない事を祈りつつ。
読んで下さってありがとうございました。

素敵なバレンタインをお過ごしください。
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