kusazukikaasan’s blog

植物、育児、食べ物、暮らし

『うる星やつら』のラムちゃん

こんにちは。
初めてお題に参加させて頂きます。

今週のお題「鬼」

鬼と言えば節分、豆まき。それから今熱い『鬼滅の刃』が、まずざざざ~っと頭に出てきます。
でも、私の中で鬼といえば、高橋留美子:作うる星やつらラムちゃんが一等賞で飛び出します。


そういえば、またアニメ化されるそうですね。
楽しみです。

黄色の角。
ビキニとブーツ
緑色に妖しく光るロングヘア。
天誅のごとく落とされる電撃
ぴゅるるるるるる、という軽快な飛行音。
そこら中の方言が混ざり合った、「だっちゃ」弁
一途で大胆で、愛嬌たっぷりなナイスバデーの女の子。
お嫁さんになったら、良妻賢母だけどかかあ天下間違いなしの家庭を作るはずだと私は勝手に確信しています。

高橋留美子さんは、どうしてこんなユニークでキュートなキャラクターを産みだすことができるんでしょう。

ラムちゃんはまさに奇跡。

私の理想の女の子象です。

もし我が娘がラムちゃんみたいに元気で逞しく、面白い子になってくれたら安心です。


というわけで、前置きが長くなりましたが、今回は「鬼」というお題をお借りして、鬼族のラムちゃんの素晴らしいところを上げていこうと思います。

お手洗いのお伴に読むくらいの、かるーい読み物として読んでいただけたら幸いです。

ラムちゃんの魅力:目次

ラムちゃんの美貌

インベーダーとして地球にやって来た時、ラムちゃんは”緑の髪の美少女(美女だったかな?)”と称えられファンクラブまでできました(それがメガネさん)。
更に、ラムちゃんは終太郎を始め、何人もの少年を夢中にさせています。
当のあたるも、作中でちゃんと言っていますね。
「ラムにもきっちり惚れとる」
「人間に化けさせたら可愛い」
素直じゃないので口には出しませんが。

ラムちゃんの気性

物怖じしない

萎縮という文字がラムちゃんの辞書にはないのか。
少々の事件には動じずむしろ楽しむ逞しさを持っており、誰に対しても、いつも飄々とした態度で接しています。
何に対しても誰に対しても恐れず見下さず、ニュートラル。
この性格は素晴らしいですね。

一途で直情的

あたる!と決めたら他の男性には目もくれない。
なんであたるやねん。他にも良い男はゲストでいっぱい出てきてるやないか。
と、オバちゃんは思うのですが、ラムちゃんは浮気されても逃げられても、あたる一筋。あたるのために料理を作り、マフラーを編み、時には人間に変装する。
こんなええ子、どこにもおらへん(涙)!!
こんなええ子から逃げるなんて、あたるめぇ・・・もっと電撃落としたれ!ラムちゃん、1000000ボルトや!!――おっと。

大胆

服装からして大胆なのですが、漫画ではブラを無くした状態(つまり胸が顕わになっている状態)で平気で腕を頭の後ろで組んだり、公衆の面前であたるにチューしています。
カッコイイとは思うけど・・・これはちょっと、娘には真似てほしくないですね。
危ない人に目をつけられちゃうからね。

ちょっと姉御肌

比較的同性と年下に優しく、意外と面倒見が良い。
ヤキモチは焼きますが、あたるの元彼女の、しのぶとも敵対はしていません。普段迷惑をかけられていても相手が困っていたら助けます。それから、幽霊の女の子でしたが、成仏させるために、あたるとのデートを許可する優しさもあります。
アニメでは、後輩の女の子の為に、他校の番長に喧嘩を挑んでいました。
いとこのテンちゃんも、ラムちゃんが面倒をみているようなものです。若いのに偉いなぁ・・・。
オムツのとれてない子を姪に任して、テンちゃんのおかーちゃんは何してんねん!て思いません?
火、消してます。
テンちゃんのおかーちゃん、火消しなんです。

天才肌で天然

「ラムはソツなくこなす」とデート中にあたるが面白くなさそうにしているシーンがありました。
それに、ラムちゃんにしてみたら地球の高校生がやっている学問は簡単すぎるそうです。
そういえば、難しそうなメカも難なく作ったりしてます。
漫画にもアニメにもラムちゃんが宇宙人の学校で優等生だった、という記述はなかったと思いますが、ラムちゃんが天才肌なのは間違いないと思います。
一方、体育の時間、胸が邪魔で困っていた龍之介に「助けてあげるっちゃ!」と言って後ろから腕を回して胸をホールドしようとするなど、ちょっと天然な行動をするところもあります。
天才肌と天然のギャップ!そこがイイ!

大雑把

ラムちゃんが几帳面だったなら、作中の騒動は1/3くらいに減るかもしれません。
材料を入れすぎた月見団子。
同じく材料を入れすぎた上に混ぜすぎた石鹸。
ちゃんと注意書きを読んでいれば、また、レシピどおりに作っていれば、起こらなかった事件はもっとあります。
でも、几帳面なラムちゃんラムちゃんじゃないですよね。

色気と愛嬌のバランス

ラムちゃんは、とてもセクシーで愛嬌もたっぷり。
でも全然やらしさがないのは、愛嬌が色気を少し上回っているからだと思うんです。

そういえば、私、昔から母に何度も言われてたんですよね。
「女は愛嬌やで。あんたは愛嬌が無いから近づき難いねん」

私はその時、

「女やからって愛嬌振りまいてどうすんねん。時代遅れやわ」

と反発したのですが、

今はこう思います。

女は愛嬌じゃない。人間が愛嬌だ!

幸い、私の子供は両方とも愛嬌があります。ホントよかったよ、私に似なくて・・・。

ラムちゃんの能力

腕力は地球の女の子並みに非力な彼女ですが、以下二つの超能力で、作中では、ほぼ無敵です。

電撃

大体、浮気中のあたるに制裁として撃たれます。
何ボルトか知りませんが、相手を動けなくさせるくらいの威力はあります。
護身用にはもってこいですね。

飛べる

ラムちゃんと言えば、空中浮遊・・・飛行?
ぴゅるるるるるるるる。という飛行音は一度聞いたら忘れられない。
あの音を考えた人は天才ですね。

ラムちゃんの体質

梅干しで酔っぱらう

ラムちゃんは梅干しを食べたら酒を飲んだように酔っ払います。
可愛い。

そういえば、ラムちゃんが持ってきた鬼の国のジュースを地球人が飲んで酔っ払った上に芝居をする、というアニメのエピソードがありました。他にも、キャラメルを食べて巨大化する燕とか。
お互い、星が違えば体に合わない食べ物があるようです。

ニンニク臭が大嫌い

ラムちゃんは地球のニンニクが嫌いです。以上!

激辛料理が基本

ラムちゃんの手料理には、ゴーグルとバリケードが欠かせません。
まるで、溶接作業みたいに火花を飛び散らせ料理します。
それを食べた人間は、ほぼ爆死状態となり、唇は真っ赤に晴れ上がります。
だから、あたるはラムちゃんの料理を食べたがりません。

ラムちゃんは勿論、地球の料理も食しますが、ほぼ無味に感じるようです。
あたると買い食いしているシーンで「美味いか?」と聞かれ、「味が無いっちゃ!」と答えていました。

もしや、ラムちゃんは料理オンチなのか?
そうでもないようです。
ラムと国を同じくするテンちゃんは、ラムちゃんの料理を美味しいと食べていました 。ラムちゃん自身も、「うちは料理は得意!」と言っています。
つまりラムちゃんは、ラムちゃんのお国限定の料理上手さん、なんでしょう。

体にバイ菌が入ったら、角が牛のように変化して謎の治療光線を体に照射する。

漫画で、ラムちゃんが手を牛に噛まれるエピソードがありました。
その時、角が牛のように変化してしまい、自分は牛になってしまうのだとラムちゃんは勘違い。自分が牛になってしまう前にあたるの元から去ろうと、別れを告げる、という話があります。
その時、最後に鬼の国のおとーちゃんとテレビ電話して、実は治療光線を放射させていただけだった、と知る事になるのです。
医者いらずですか。鬼族は強いんですね。

充電できる

ラムちゃんだって電力切れします。
そして、外から充電できます。
どっかのエピソードで、電気エイに乗って充電してました。
「電気のおどり食いだっちゃ~♪」
飛べるラムちゃんなら電気エイに乗るくらい、へでもないでしょう。

ラムちゃんの友達

みんな主役級にアクが強くて面白いキャラばかりです。
ちなみに私はチェリー坊主が好きです。

宇宙人の代表的な友達

弁天

福の神族の一人。
スケバン宇宙人です。
ぶ厚い鎖を体に巻き、空飛ぶバイクを乗り回す。
一人称は「あたい」。

お雪ちゃん

国では「おひいさま」と呼ばれる海王星の女王様。
姿はまるで雪女。雪と氷を操ります。
金勘定にとても厳しく、いつも台帳を持ち歩いています。
普段は物静かで冷静沈着ですが、怒らせたら一頭恐い。

ランちゃん

レイのことが大好きなラムちゃんの幼馴染。
普段は訛のない言葉で話しており、可愛い女の子の代表を走るようなぶりっこですが、キレたら一変。ピンクの髪を逆立て、関西弁で喚き立てます。
粘着気質でちょっと面倒な子ですが、一途なのはラムと同じ。
キスした相手を老けさせるという変な能力を持っています。
ランちゃんの性格が歪んだのは、きっつい性格のお母さんが原因なんだろうと、私は考えています。

レイ

友達というか、ラムの元彼です。
食い意地の悪さでラムに愛想を尽かされましたが、彼自身はラムに未練があり、ラムを追って地球に来ました。
牛鬼の本性を隠しており、普段は美形の青年ですが、食欲や感情の高ぶりでしょっちゅう牛に戻ってしまいます。
地球語(日本語)は苦手。片言です。
控えめに言っても、顔がいいだけの食欲魔です。確かに、あたるの方がマシ・・・なのか?

てんちゃん

友達というより、ラムちゃんのいとこです。
口から火を吐く傍迷惑な幼児。口達者で、女の子の前では猫を被り、男となると気に入らなければ遠慮なく火を吐いて燃やす、あたる二号みたいな男の子です。
彼も空を飛べます。ピヨピヨピヨ、という可愛い音を出して、手足をバタバタさせながら、ゆっくりと進むだけですが。
大きくなったらラムちゃんみたいに軽快に飛べるのでしょうか。
あたるからは「じゃりテン」と呼ばれています。
吐いた火を、あたるにフライパンでガードされ、そのままシバかれる描写が多かった気がします。

人間の代表的な友達

さくら先生

うる星やつら』の中では常識人。あくまで『うる星やつら』の中限定ですが。
美人で霊感が強くて腕っ節も強くて大食漢で優しい保健室の先生、兼巫女さん。
なんとまあ豪勢な設定かしら。

あたるに言い寄られては蹴り飛ばし、宇宙人のラムを気にかけて導き、時には皆と悪ふざけをする。
ハスキーボイスのイイ女です。
実は元々虚弱体質でした。

しのぶ

あたるの元彼女。
あたると別れてすぐに終太郎が現れてからは、そちらに乗り換えたようです。

一見、ドラえもんの静ちゃん的な立ち位置ですが、静ちゃんと大きく違う点は、怪力なところ。
学校の机でお手玉するくらい剛腕です。
意外と常識人です。

龍之介

女の子なのに、けったいな親父のせいで男として育てられた可哀想な子。しかもケンカまで強いときた。
「俺は女だー!」
が口癖で、女性物の服や下着に憧れを抱いています。
あんなオヤジ、さっさと見限って女の子になっちゃえばいいのに、と思いますが、気持ちの優しい彼――じゃなかった。彼女は、親父と学校の購買に住み、夏は海の家で働くという生活をしています。
あのアホ親父がいる限り、龍之介の望みが叶う事はないでしょう。
ちなみに初恋は幼稚園の先生か小学校の先生・・・だったかな。ちなみに女性です。次に好きになったのは、隣の席の女の子。それから、しのぶ。・・・オヤジよ、早く解放してやれよ。と泣けてきます。

終太郎

顔と財力だけが取り柄のアホボンです。
「暗いよ怖いよ狭いよ!!!」
は明言ですね。

メガネさん他3名

ラムちゃん親衛隊の一人。
ラムちゃんが地球にやって来た時、ファンクラブを作って大熱狂しました。
メガネさんと、チビくん。パーマくん。角刈りくん。4人は大抵、一緒にいます。ラムちゃん大好きカルテットです。メガネさんが親衛隊のリーダーだったと思います。

チェリー坊主

さくら先生のお爺ちゃん。小さい。とにかく小さい。
僧侶のいでたちで、放浪癖があるのか、いつもテントで生活しています。
「不吉じゃ」
といきなり登場して周囲を驚かせては殴られる。
さくら先生同様、よく食べます。
妖怪じみています。

タツ

タツを愛するお化け猫。
学校の校長や、チェリー坊主とよく行動を共にしています。
猫っていうか、サイズ的には着ぐるみを着た大人そのものです。

ラムちゃんの服

ラムちゃんのトレードマークのビキニは一張羅、らしいです。
かなりの優れ物で、ブラは背中で一つ留めているだけなのに、どんなに動いても飛びまわっても、ラムちゃんの豊満なバストを守ります。チラリズムなんてとんでもない。バストが見える時は、ブラが引っぺがされる時だけです。
ラムちゃんのビキニは、電撃にもびくともしません。
地球の服も着ますが、強く放電するとボロボロになるので経済的じゃありません。
ラムちゃんはビンボーらしいですし(ランちゃんがお金を借りに来た時にそう言って断っていました)服もそうしょっちゅう買ってられないでしょう。
それに、制服を着る時も、地球の服を着ている時でも、ラムちゃんはちゃんとビキニを下に着用しています。流石!

最後にごあいさつ

いかがでしたでしょうか。
鬼からラムちゃんにイメージを飛ばして書きまくらせて頂きました。
うる星やつら』は漫画もアニメも映画も、若い頃に楽しく拝見しました。
新しいアニメも楽しみです!Amazon primeで見れるといいな~。
何故なら、我が家はまだテレビアンテナを付けてないのです。
テレビはあるんですけどね。面倒で・・・。

ちなみに、我が家も豆まきしました。
鬼のお面は、私が作成。何も考えず色付けしていたら、やっぱりラムちゃんカラーになっていました。
20220204172754

では、読んでいただき、ありがとうございました!