子供と料理の簡単レシピ 3歳と6歳が石油ストーブで作る『ぐりとぐらのカステラ』
こんにちは草好き母さんです。
さて、今回は、子供と一緒に料理したお菓子『ぐりとぐらのカステラ』を紹介したいと思います。
子供は6歳と3歳の二人。
6歳のお姉さんは聞分けもよくて料理に参加させても心配ないのですが、3歳の息子は魔の三歳。怖いもの知らず&沸き上がって来る自我を毎日爆発させているイヤイヤッ子です。こいつと料理?・・・正直、悪い予感しかしない。
そんな二人と、私は時々料理をする事に決めました。
きっかけは、娘が将来の夢を持ち始めたこと。
「カフェしたい。ケーキとかごはんを売りたい」
いいんじゃない?じゃあ、料理でもさせてみるか。
と計画を練っていたら、早速youtubeで『ぐりとぐら』のカステラを作っている動画を持ってきました。
「これやりたい!」
薪を燃やす野外料理
使うのはなんと、ダチョウの卵
「無理」
即答でした。
辛うじてコンクリートブロックで炉は作れても、薪がない。薪の代わりに枯れ枝を拾って来たとして、十分な量になるのだろうか。
ダチョウの卵なんか、どこで調達したら良いのか皆目見当がつかない。
レシピ無しで作れるほど私は料理上手でもないし。
そこで、頼ったのがこの本です
さあ、夢のような絵本の料理を現実的に作りましょう(笑)。
お楽しみも入れつつね!
石油ストーブで簡単調理!『ぐりとぐらのカステラ』開始!
注意:上記の料理本を参考にはしましたが、材料の量、調理法などは一部変更してあります。御了承下さい。
用意しておくとよい道具
●ボウル:大4つ(薄力粉をふるう用2、湯せんのお湯を入れる用1、材料を混ぜる用1)
中か小2つ(卵を転がらないよう入れておく用、砂糖を入れておく用)
●お湯を沸かすポット
●計量カップ(牛乳用)
●測り(砂糖や粉を測る)
●ヘラ(粉を混ぜる時から使う)
●ホイッパー(卵をはじめにざっと混ぜる時に使う)
●電動ミキサー(卵と砂糖を湯せんしながら混ぜる時に使う。無いと大変)
●フライパン
●フライパンの蓋
●石油ストーブ
●バターナイフ(バターを塗る時に)
●木製の箸一本(焼けたかどうか、中を確認する時に)
調理器具特に生地に触れる道具はしっかり乾いた状態が良いと思います。
水分が混じると泡立ちにくくなるかもしれません。
材料(直径20㎝高さ5㎝のフライパン一台分)
卵・・・Sサイズ5個
薄力粉・・・75g
きび砂糖・・・50g
牛乳・・・20ml
下準備
薄力粉・・・2度ふるっておく
ストーブ・・・火をつけて天板を暖めておく
お湯・・・湯せん用の湯を沸かしておく
フライパン・・・くっつくのを防ぐため、バターを塗る。(溶けそうなら冷蔵庫へ入れておく)
作り方
1.卵をボールに割り入れる。軽くほぐしたら湯せんにかけ、砂糖を一度に投入。
電動ミキサーで泡だてる(全体が白っぽくなり、持ち上げた時にゆっくり生地が落ちるくらいの硬さになるまで)
途中、指で生地の温度を確かめます(人肌くらい温かければ湯せんから降ろし、それよりぬるければ湯せんしたまま泡だて続ける)
2.湯せんから降ろし、ヘラに持ち替え、1に小麦粉を一気に投入。底からすくいあげるように混ぜる。(ツヤが出るまで)
3.牛乳を2にゆっくりと加え、さっと混ぜ合わせる。
4.フライパンに流し入れ、蓋をし、石油ストーブの天板に設置。ストーブの火力を一番小さくする。
5.そのまま様子を見ながら延々とろ火で30分くらい焼く。周りが茶色くなって、箸を刺して抜いた時に生地がついてこなければ出来上がり!
熱いので注意!
外はパリパリで中はふかふか。素朴な味が、絵本っぽい。これが、『ぐりとぐらのカステラ』の味か〜。
おわりに
今回の子供と料理のお楽しみポイントは、石油ストーブ調理です。
本ではスキレットかケーキ型でオーブン調理を指示しているのですが、我が家にはスキレットなんてオシャンティーなものはありません。でも、ケーキ型は嫌でした。
だって、『ぐりとぐらのカステラ』ですよ?どうせならフライパンで、直火で焼きたいじゃないですか!ケーキ型なんて使ったら、ただのスポンジケーキですよ!
レシピを考えて下さった方、すみません。私の変なこだわりがさく裂したのです。
本当なら、ブロック組んで柴刈りさせて、youtubeみたいに野外で直火調理をしたかった。でも、そこまでやるにはガッツも材料も技術も知識も足りなかった。
そこで考えたのが、石油ストーブだったんです。
しかも石油ストーブは、とろ火でじっくり焼くには最適なんです。
部屋も暖まって一石二鳥だし、ちょうど子供の目線で生地が膨らんでいくのを見せてあげられる。夢があると思いません?
でも、上でご紹介した本の表紙みたいに表面もこんがりしたカステラを食べたいなら、オーブンを使って下さい。見た目はオーブン使用の方が断然美しいです。
こんな料理本もあります。↓