kusazukikaasan’s blog

植物、育児、食べ物、暮らし

喉の痛み、気管支炎におススメ。梨の効能

こんにちは。
草好き母さんです。
随分涼しくなりましたね。というか、朝晩はむしろ寒いくらい。
皆さん、風邪ひかれてません?
私はひきました。酷い喉風邪。
その時に気休めに役立ったのが、梨の存在。
梨には昔から気管支炎に良いとされる効能があることで知られています。
では、梨の効能の紹介と、別記事でも書きましたが梨のコンポートの紹介をさせて頂きます。梨のコンポートはいいですよ。簡単だし、余ったら後でケーキ生地に混ぜ込んだりパイにしたりもできますから。

では、梨の情報を以下に↓

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科名

バラ科

学名

Pyrus spp

原産地

東アジア、ヨーロッパ

中国の古書には、梨を『百果の宗』と呼び、大小便を利し、熱を去り、渇を止め、痰を開き、酒毒を解す。と書かれています。

梨の主な作用

1.血圧降下作用
豊富なカリウムによる利尿作用が、血圧を降下させる。

2.抗疲労作用
アスパラギン酸によるアンモニアを排泄する作用により、疲労回復や内臓強化の作用があります。
また、毛細血管を拡張させることで血行を良くして血圧を下げる働きもあります。

3.消化促進作用
梨のタンパク質の消化酵素がタンパク質の消化を助けます。

4.抗酸化作用
サポニンが、体内の脂質の過酸化を抑制したり血行を良くしたりすることで代謝を促進する。

適した症状

喉の痛み
気管支炎
むくみ
疲労
食欲不振

体質・症状との相性

梨は『寒性』で水分が多いのが特徴。なので、体の水分が不足し、微熱があるような方には適していますが、冷え性があり腹痛がある方には合わないのでおススメできません。
あとは、胃腸が弱い方もあまり一気に沢山食べない方が良いそうです。
喉が乾いて痛かったり、空咳が出ているような方には最適ですよ。

家庭療法

1.黄疸
梨一個を薄切りにして酢漬けにして毎日食す。

2.気管支炎
梨の芯をくり抜き、砂糖あるいはハチミツをその中に入れて蒸したものを食べ、汁も飲む。

3.口内炎
毎日、少量ずつの梨を食す

4.二日酔い
レンコンと梨同量をジューサーにかけ、できたものをゆっくり噛みながら飲む。

レシピ

1.梨のハチミツしょうが紅茶コンポート
我流です。
でも、味は悪くないですよ。喉にもなかなかいい感じです。
レシピは別記事に記載してありますので、こちらにどうぞ。↓
https://kusazukikaasan.hatenablog.com/entry/2018/10/03/214744


2.梨のミルク粥
“梨のお粥”というレシピを発見しましたので、作ってみました。
梨と水と米の結構シンプルなもの。不味くはなかったし、確かに喉には良さそうだったのですが・・・子供には不評。
食べてくれなきゃ意味ないしな、と少しアレンジすることに。
ミルクとハチミツ、そこにすこーしのお塩を足して、ミルク粥にしてみました。
すると、アジアンスイーツのようになりました。
子供にも好評。
牛乳は冷え性や下痢症の人にはよくありませんが、乾いた熱がある人には最適なようです。だから、梨との相乗効果も期待できる・・・のかな?
寝る前に飲むと、牛乳の安眠作用でよく眠れそうですね。
食べた後の歯磨きは忘れずに。


材料
ご飯・・・茶碗に1/4
水・・・1カップ半ほど
梨・・・250g。すりおろしておく。
牛乳・・・1カップ
ハチミツ・・・適量(お好み)
塩・・・適量(お好み)

手順
鍋にご飯と水を入れて強火で炊きます。
煮立ったら、弱火に。蓋をして、そのままご飯が柔らかくなるまで煮る。
すりおろした梨をと牛乳、ハチミツ加えて軽く煮る。
塩を加えて出来上がり。
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大人の場合は、ただの梨がゆでもさっぱりしていて、いいかもしれません。
材料と手順は、梨のミルク粥に、ミルクとハチミツと塩を抜いたものになります。
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この2つが美味しくなかった方。
捨てなくても大丈夫!あまり甘口にしてなければ、野菜とチーズとバター、塩胡椒とコンソメ、ご飯を足して、炊けば美味しいリゾットに変身できます!
救済策です(笑)